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インプラント歯科ブログ
インプラント骨吸収してるけどできるの?
インプラントの骨が足りない?
今日はインプラント治療の疑問について解説をしていきます。
よく患者様に多いのが「インプラントをしようと思っているが骨がないと言われた」というご質問です。
この骨が吸収した部位にインプラントをすることができるのか?またどのように治療するのか?について今日は詳しく説明をしていきます。
それではさっそく見ていきましょう。
骨吸収している時のインプラントって?
まず、インプラント治療をする場合について考えていきましょう。
インプラント治療をする場合は前提として、「歯がない場合」もしくは「歯を抜かなければならない場合」のいずれかであると思います。
歯がなくなって時間が経っている場合は周りの骨が既に溶けてしまっているので骨吸収している状態といえます。
また、歯を抜かなければならない場合とは既に今ある歯が折れてしまっている場合や歯の根の先に大きな病変などができてしまっている場合が多いです。
この場合は既に周りの骨が溶けてしまっていることが多く、骨吸収しています。
いずれにせよインプラントをする場合というのは基本的には骨がある程度は溶けている場合が多いです。
今日は骨が溶けている場合について2つの治療法について主に説明していきます。
骨吸収の際に治療する方法
骨吸収してしまっている場合に主に行うインプラントの方法としては、骨造成(GBR法)とオールオン4です。
まず最初の骨造成(GBR法)について、基本的に骨がない場合はこの方法が用いられます。
歯を抜歯した際、あるいはインプラント体を埋入した際に同時に人工の骨を入れ込むことによって、その骨が患者様の骨と一体化して新たに骨ができるといメカニズムです。
この場合はもともとなかった部位に新たに骨ができることで骨がない部位にでもインプラント治療を行うことができると言ったものです。
次にオールオン4についてです。
オールオン4とは基本的に片顎どちらかの歯が全て残せないと言った場合に行うものです。
多くの場合は奥歯に骨が少なく前歯には骨が多いです。そのためインプラント体を奥歯に埋入するスペースがありません。この場合に奥歯に入れるインプラント体を前歯側に斜めに埋入ことで、骨がない部位を回避して4本のインプラントで片顎の歯を支えると言った治療法です。
インプラント治療はさまざま
インプラント治療と一言でいっても骨がある場合はそのままインプラント体を埋入して終わりというケースもありますが、多くの場合、インプラント治療まで辿り着くまでに虫歯が大きく進行していたり神経が死んで歯の根の先に病変ができてしまっている場合、歯が折れてしまっているというケースがほとんどです。
そのため、患者様一人一人に合った治療法で治療を選択していかなければなりません。
ひらもと歯科では骨造成やオールオン4含めた多くのケースを治療した実績があり、経験を積んだ院長がインプラント相談を行います。
気になっていることがあればお気軽にお声掛けください。スタッフ一同お待ちしております。