ブログ

BLOG

カテゴリー:

セラミックと保険診療の違いって?

セラミックと保険診療の違いってどうなの?

「綺麗な白い歯にしたいけどセラミックってどうなんだろう?」
「セラミックってお金かかるけど割れたりしないのかなあ?」
前歯の治療をする際や歯を白くしたい時にこのような疑問を持っている患者様は多いです。
実際に来院される多くの患者様がこう言った質問をされます。
今回は分かりやすく「セラミック」について解説していき、またセラミックの予後についても説明していこうと思います。
それでは早速いってみましょう。

セラミックって保険の治療とどう違うの?

まずセラミックに関して皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「白くて綺麗?」
「保険が効かないイメージ」
こう言ったイメージがある方が多いです。
ここではセラミックと保険で使われる材料について比較していきましょう。

保険診療の銀歯(メタル)、近年保険収載されたCAD/CAM、そして自由診療のセラミックについて解説していきます。

保険診療:銀歯(メタル)

メリット:
・金属なので強度が強い

デメリット:
・金属が入っているので金属アレルギーを引き起こす可能性がある。
・銀歯を作る際に材料を焼いて作るので材料が収縮するため適合が悪くなる可能性もある。

保険診療:CAD/CAM

メリット:
・プラスチックの材料であるので色が白い

デメリット:
・白いが単色の色しか再現できないのでセラミックに比べて審美性に劣る
・プラスチックなので割れやすい

自由診療:セラミック

メリット:
・色調を技工士さんが精密に陶材を盛り足して作るため天然歯とほぼ近い色で審美性が良い
・陶材なので強度が強く割れにくい

デメリット:
・自由診療なので費用が保険に比べてかかる

以上のことがセラミックや他の保険材料との違いになります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので患者様が求めるものによって選択していくのが良いでしょう。

セラミックって一種類だけなの?

「セラミックって言っても他にもジルコニアなど他の材料と何が違うの?」
歯科医院に行くと自由診療の材料でセラミックやジルコニアなど色々な種類がある場合があります。
ここではそれぞれについて簡単に説明していきます。

セラミック
陶材で構成され、強度はジルコニアに比べれば劣るが色調は透明性がありジルコニアより優れている

ジルコニア
人工のダイヤモンドとも言われており強度が強い、色調は白いがセラミックほどの透明性を再現できない

このような特徴の違いがあります。そのため奥歯で噛む力が強くかかる部位にはジルコニアを選択して、前歯などの透明感や審美性が重要な部分ではセラミックを選択するなどの使い分けをしていくのがオススメです。
また、ジルコニアのフレーム(内側)にセラミックを盛り付けている(外側)材料などもあるので歯科医院に聞いてみると良いでしょう。

まとめ

実際に治療をするときになった時にセラミックや他の保険材料などで悩まれる方は多くいらっしゃいます。
ひらもと歯科ではセラミックやジルコニアなどの自由診療に関しては割れた際などに備え保証期間を設けておりますので安心して選択する事ができます。少しでも相談したい方、お話を聞いてみたい方でも遠慮なくお申し付けください。
スタッフ一同お待ちしております。

ページトップへ