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インプラントオーバーデンチャーって?

「歯を失った時の治療法ってインプラント、ブリッジ、入れ歯って言われるけど組み合わせたりできないのかなぁ」
皆さん案外このような疑問を持たれてる方もいますよね?
今日はこの疑問を解決していけます!
結論から言うと答えは「yes」です。
それは「インプラントオーバーデンチャー」と言われるものです。
今日はこのインプラントオーバーデンチャーについて分かりやすく、詳しく説明していきます。

インプラントオーバーデンチャーって?

インプラントオーバーデンチャーとはいわゆる「インプラント」と「入れ歯」を組み合わせたものです。
「オーバーデンチャー」もしくは「アタッチメント義歯」とも呼ばれます。
インプラントを2-4本入れて、その上に入れ歯をはめることで、インプラントの本数を減らせ、入れ歯のように喋る時に外れたり、物を噛みにくかったりズレなどを防止することができます。
総入れ歯に適応できるのはもちろん、部分入れ歯にも使用できます。

オールオン4との違いについて

全部入れ歯ではなく、インプラント治療を考えている場合、オーバーデンチャーとオールオン4という選択肢なども出てきます。
この二つの違いは、オーバーデンチャーはインプラントを2-4本入れ、取り外しができる入れ歯をその上に被せることで普段の入れ歯と比べて噛む力をあげたり、外れにくくしたりします。
比べてオールオン4はインプラントを4本入れ、固定式のブリッジで上物の歯を固定するものです。
いわゆる上物の歯を外せるか外せないかです。

インプラントには抵抗がある、ただ入れ歯は不便

「インプラントは抵抗があるし、入れ歯は不便だしなぁ」
そんな方にピッタリなのが今回ご紹介するインプラントオーバーデンチャーです。
歯がないところにインプラントを全て入れるとなると手術が心配だなという方、ただインプラントを入れずに入れ歯だけだと食べ物が食べにくく不便だなと感じる方にオススメです。オーバーデンチャーは40代から徐々に利用する方もおり、インプラントオーバーデンチャーは40代からでも利用される方もいらっしゃいます。
例えば片顎全ての歯がない方の場合、その部位全てにインプラントを入れるとなるとかなりの数が必要になりその分手術負担も増えます。
インプラントオーバーデンチャーであれば顎に入れるインプラントの本数を2-4本にでき、負担を減らすことができます。

インプラントオーバーデンチャーのメリット、デメリット

メリット、デメリットについて詳しく説明していきます。

メリットについてです。

1:噛みやすくなる
全部入れ歯と比べると、インプラントを入れているので、それが噛む力に対抗して噛みやすくなります。

2:手入れがしやすい
固定式のインプラントは歯科医院でのメンテナンス時のみ手入れが可能ですが、インプラントオーバーデンチャーは自分で上物の歯を外すことができるため、毎日の手入れができるので清潔です。

3:外れにくい
入れ歯は支えとなる歯がないので外れやすいですが、インプラントオーバーデンチャーはインプラントが支えとなり外れにくいです。

4:顎の骨が少なくてもできる
インプラントを複数本入れるとなると上物の歯を入れる部位全てに骨がないと難しいですが、インプラントオーバーデンチャーであれば、インプラントを入れる2-4本の部位に骨があれば大丈夫です。

デメリットについてです。

1:人工の歯が磨耗しやすい
インプラントオーバーデンチャーは噛む力が強いのがメリットな一方、逆に全部入れ歯よりも噛む力が強いため、人工歯がすり減りやすいです。補強もできますが、デメリットといえます。

2:保険適応外である
通常の全部入れ歯は保険適応の物も多いですが、インプラントオーバーデンチャーは保険適応ではなく自由診療なので費用がかかります。インプラントオーバーデンチャー費用は35万〜150万程度であり、埋入本数によっても異なります。

インプラントオーバーデンチャーを考える際は相談を

インプラントオーバーデンチャーはこれまで述べてきた通りメリットも数多くありますが、保険適応外であると言った側面もございます。
インプラントオーバーデンチャーを考えられる際はお口の中の状態を一度歯科医院に相談してみましょう。

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