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インプラントのやり直しってできるの?

インプラントのやり直しについて

インプラント治療をする前に「インプラント治療ってやった後にやり直しになることはあるの?」と言った疑問を持たれている患者さんもいらっしゃることでしょう。
今日はインプラント治療について、
①やり直しになることがあることがあるかどうか
②やり直しはそもそもできるのか?
この二点について詳しく解説していこうと思います。
それでは早速解説していきます!

インプラント治療について

まずインプラント治療について簡単に説明していきます。
インプラント治療とは人工の歯の根を顎の骨に埋め込み、歯を失う前のご自身の歯に近い感覚で物を噛めるようにする治療です。
このインプラント治療は90%以上で成功するといわれており、実際インプラントを入れた後も生涯にわたり使っていただける場合がほとんどになります。
ただし稀にインプラントがうまく顎の骨のくっつかない方やインプラントを長期間にわたって使っていると抜けてくる方がいます。
ではそのような方はどのような違いがあるのでしょうか?

インプラント治療の成功率が落ちる特徴って?

基本的にはインプラント治療は現在成功率が高い治療法です。
しかしその中でも少し成功率が落ちてしまう方がいらっしゃいます。その特徴を説明します。

①ヘビースモーカーの方
喫煙者の方でほとんどの方はインプラント治療が成功しています。ただその中でもタバコを吸わない方に比べてインプラント治療が上手くいかない方もいらっしゃいます。
理由としては、タバコに含まれるニコチン成分が毛細血管を収縮することで血流の流れが悪くなり、インプラント体が骨とくっつきにくくなるからです。
骨が再生する力が非喫煙者よりも低いために成功率が下がってしまうというメカニズムになります。

②歯ぎしり食いしばりが強い方
インプラントをされる方の中で歯ぎしり食いしばりをされる方は多いです。
インプラントを入れた後に歯ぎしりや食いしばりをすることでインプラントの上部構造が割れてしまうことがあります。
そのような方はインプラントを入れた後にマウスピースを使ってもらい、インプラントが割れないように対策するケースもあります。

特にヘビースモーカーの方などはインプラントが骨とくっつく段階での話になるのでインプラントが上手く骨とくっつかない場合はもう一度インプラント治療をやり直すというケースもあります。

インプラントのやり直しってできるの?

インプラントのやり直しについては骨の状態次第にはなりますが、骨が残っているケースではやり直しが可能なケースが多いです。
インプラントが上手く骨にくっつかなかったケース、インプラント周囲炎でインプラントが抜けてきてしまった場合などが挙げられます。
インプラントのやり直しに関しては歯科医院でCT画像を撮影してからの診断が必須になるといえます。

まとめ

インプラント治療はとても有用な治療法であると同時に高い技術力と診断力や設備などが大切になってきます。
インプラント治療について悩んでいる方がいらっしゃればぜひ一度歯科医院で相談されることをオススメします。

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